最後の恋
6章 大人の男
プランの構想がだいたい出来て、チャペルを出る。
事務所にむかってると、前を歩く人。
課長だ。
「課長」
課長のそばによる。
「これ」
小さな封筒を課長に渡す。
今朝のホテル代だ。
チェックアウトする時、支払いはもう済んでますと言われた。
「何?」
「今朝の・・・」
誰が聞いてるかわからない。
小さな声で、語尾を濁す。
「いいよ」
「でも・・・」
「その代わり、今度飯付き合って。」
「えっ?」
「じゃあ、また」
それだけ言うと、課長は行ってしまった。
事務所にむかってると、前を歩く人。
課長だ。
「課長」
課長のそばによる。
「これ」
小さな封筒を課長に渡す。
今朝のホテル代だ。
チェックアウトする時、支払いはもう済んでますと言われた。
「何?」
「今朝の・・・」
誰が聞いてるかわからない。
小さな声で、語尾を濁す。
「いいよ」
「でも・・・」
「その代わり、今度飯付き合って。」
「えっ?」
「じゃあ、また」
それだけ言うと、課長は行ってしまった。