水色の運命
世界中で自分だけが
一人ぼっち。

そんな暗い事しか考えられなくなっていたノンは久しぶりに
外へ出てみる事にした。

家の近所には大きな公園があり
そこまで歩いて行く事に決めた。



"行楽日和"
と言われるだけあって
公園はカップルや家族連れで賑わっている。


一カ所のベンチが空いていて
そこにコシをかけた。


海を眺められる
最高のベンチだ。


海をみていると
黒くて汚い感情が少しずつ消えていく。


"海も空も広いなぁ"

ノンは
青い海と青い空に
吸い込まれたかった。


どうにでもなれ!

そんな心境だったからだ。

色んな事を
考えたり想ったり。

どれくらいの時間が
経過したのかわからない。



「すみません」

後ろから声をかけられ
ノンは振り返った。
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