オレとコイツとアイツ
「どっちの色がいーい?!」
星羅がダークブラウンとブラウンの革のブレスレットを握り、オレの前に差し出してきた。
「…どっちでもいい。」
「しっかり選んでよ〜!」
ぷ〜っとほっぺを膨らませオレを睨む星羅。
「…じゃあ、こっち。」
オレはダークブラウンのブレスレットを指さした。
「やっぱり?!私もこっちが和くんぽいかなって思ってたの!お金払って来るね♪」
星羅は嬉しそうに笑うと、ぱたぱたとレジへと走って行った。
「お待たせ〜!買って来たぁ!」
「ってか、星羅もあの色がいいって思ってたならいちいちオレに聞かなくてもよくね?」
「聞いたっていいじゃん!せっかく久しぶりに一緒に買い物してんだからぁ。
それより、大河くんは和くんのプレゼント何買うの?」
「もう買った。」
「えっ?!いつの間に?」
「星羅がレジに並んでるときに買った。」
オレは持っていたビニール袋を持ち上げた。
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