赤い糸
「ホントなにするのもおせーよな。」


「そんなことないしッ!!優ちゃんにそんなこと言われたくないもんね~!」


「俺、なにするのもおせーか??」


いっつもこんな感じで口げんか。


はぁ…


『なんで素直になれないのかな?』


好きなのに…



いつもそう思う。



優ちゃんは私のことなんとも思ってなんかない。


ただの友達で


いつも一緒に勉強する


そんな感じにしか思ってない。




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