赤い糸
そう言って有紗が声をかけてきた。



「え??」


私は指をさしている方向を向いた。


あ…西島だぁ…!!!


西島は走る準備をしている。




か…かっこいいよぉ…



思わず顔がほてる。



「渚~…大丈夫??顔の赤さが倍増してるよ??大丈夫~??」



「だ…大丈夫。」



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