秘密な契約と掟破りな愛【続】
「…無理してねぇから心配すんな」
「…え、ええ」
慎矢さんには私の考えてる事が筒抜けなのよね。私が言葉にする前に応えてくれるんだから…。
私はそっと慎矢さんの背中に抱き着く。この広くて逞しい背中が好き。私を不安にさせない背中が凄く好き。
「…好き」
「…急にどうした?」
「…何となく。抱き着きたくなったの」
「フッ。何だそれ」
おかしそうに笑う姿も、何もかもが好きで…愛おしくてたまらないわ。