キスの魔術師
その言葉に反応して、恭介は近づいてきた。
「ハイジ、こっち来い」
『あ、うん』
あたしは尚樹君の隣から恭介の隣に移った。
「はははっ。恭介、めっちゃ嫉妬してるね」
え!?
恭介嫉妬してくれてんの?
…ってか何に??
あたしが尚樹君と話してたから?
…でもいっつも健吾君と話してるけど…?
「健吾と尚樹は違うんだよ」
恭介がそう言った。
『え? 心読んだ?』
「…いや、声に出してた」
マジッすか…