恋に恋した5秒前




すると恋の鞄から、何かが見えた。


「…あ、それチアの?」



「うん。応援部から借りてきたの。」

そう言って見せてくれたのはちゃんと学校の名前が入ったチアの衣装。

少し派手かな。

…でも、恋が着たら可愛いだろうな。


そう思っていると


「よッ、何やってんの。 あ!チアの衣装だ〜」


京平が僕の肩に手を乗せていた。


「てゆーか、三島ってちゃんとかいてあるんだ、もしかしてわざわざ作ってくれた?」

「ううん、応援部から借りたの。快く貸してくれたよ。応援部の人も今日見に来るらしいし」

「え?応援部から?」



応援部から借りた?

なぜだ?

だって応援部は――




「応援部員って男しかいないでしょ?」




< 77 / 152 >

この作品をシェア

pagetop