【禁断の恋】赤い嘘【完】
でも今、私は星矢の妹として星矢の傍に居られる。


道徳や世間の目など関係ない。


私は星矢がいてくれれば、何もかも捨てられる。


二人の関係も隠し続けられる。


それが大切な家族であったとしても。


「じゃあ、私部屋に戻るね?」


私はお皿を流しまで運び、両親に微笑んだ。


そして自分の部屋に入ると、すぐに携帯を取り出して星矢にメールを送った。
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