【禁断の恋】赤い嘘【完】
「……雷?星矢いつ帰ってくるんだろ……」


幼い頃から雷が大の苦手な私にとって今の状況は耐えがたい。


「早く作らなきゃ」


自分の部屋に入りベッドに潜り込めばこの状況を緩和できる。


私は具材の入った鍋の中に急いでルーを溶かし入れ、すぐに自分の部屋に飛び込んだ。

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