【禁断の恋】赤い嘘【完】
「カレーでいっか」


そうと決まれば、即行動。

それが私流。


包丁を握る手が若干震える。


「うわ……大きさバラバラじゃん」


でも何とか食材を切り鍋に入れ煮込むことに成功した。



「あと少しで完成だ……」

ホッと胸を撫で下ろした瞬間、突然ゴロゴロという雷音とともに窓の外がピカッと光った。
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