【禁断の恋】赤い嘘【完】

募る想い

「つーか、復旧遅くね?これじゃ飯も食えねぇし」


いつになっても点く気配のない電気に星矢の苛々は募っているようだ。


「うん……。あのさ、今日カレーライス作ったから」

星矢が昔から大好きなカレーライス。


喜んでくれるかな?そんな期待を込めてそう呟いた。
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