【禁断の恋】赤い嘘【完】
その後学校へ行き授業を受ける気になどなれず、私達はすぐに帰宅した。


そして家に着くとお互い無言で自分達の部屋に入って行った。


「星矢………」


星矢は今何を思ってる?


『何で姫華が……俺の妹なんだよ』


その言葉の意味は何?


ねぇ、星矢?


私……その言葉にほんの少し期待してる。


星矢が私に妹以上の感情を抱いてくれていると、勝手に期待してるの。
< 80 / 175 >

この作品をシェア

pagetop