約束-promise memory-
「あ、明日?」
「ああ、ダメなのか?」
「南沢さんも……居るの?」
「居る。だけど、凛だけじゃない……クラスの友達も何名か一緒」
「壱は、私から離れないよね?」
「約束しただろ。何度も言わせないでくれ」
「わかったわ……」
壱は、それだけ確認すると、「じゃ、また連絡する」と言って、部屋を出て行った。
「ハァ…」
私は、ため息をついて、ソファに座った。
大丈夫。
明日1日、私が我慢すれば全て済むのよ。
壱は、絶対私のものにするの……。
その為にも私は明日一人で行くって決めたんだから。