いつまでも...未緒side【短編】
「…緒?…未緒っ」
春樹に肩を叩かれ、ふと我にかえった。
「えぇっああごめん。またひっくり返しちゃった、へへ」
あわててスニーカーを詰めていると春樹が私の前にしゃがみこんで声をかけてきた。
「なぁ…隼人ってダレ?」
「んー…10年前に別れた中学生の時の彼氏。元気だといいけど。んふふ」
「ふぅん…なーんかちょっと妬けるわー」
立ち上がってクシャクシャっと頭を掻く春樹はやっぱり私が大好きなヒトだ。
「今は春樹が一番に決まってるでしょーっと」
荷物を持ち上げながら言うと頬に軽くキスされた。
隼人のことはこれまでもこれからも
忘れることは無いでしょう
ふとした瞬間に
あの仕草や、口調を思い出す
大切な大切な想い出です
今の私は勿論春樹が大好きだけど
あの頃の私は隼人が大好きだった
もう一度だけ
貴方に会いたい
もし会えたなら、こう言いたい。
「ごめんなさい。本当に、本当に大好きでした。」
そう笑顔で伝えたい。
「未緒ー?お義母さんの写真どうしたらいい?」
「あ、それはね…」
End.
春樹に肩を叩かれ、ふと我にかえった。
「えぇっああごめん。またひっくり返しちゃった、へへ」
あわててスニーカーを詰めていると春樹が私の前にしゃがみこんで声をかけてきた。
「なぁ…隼人ってダレ?」
「んー…10年前に別れた中学生の時の彼氏。元気だといいけど。んふふ」
「ふぅん…なーんかちょっと妬けるわー」
立ち上がってクシャクシャっと頭を掻く春樹はやっぱり私が大好きなヒトだ。
「今は春樹が一番に決まってるでしょーっと」
荷物を持ち上げながら言うと頬に軽くキスされた。
隼人のことはこれまでもこれからも
忘れることは無いでしょう
ふとした瞬間に
あの仕草や、口調を思い出す
大切な大切な想い出です
今の私は勿論春樹が大好きだけど
あの頃の私は隼人が大好きだった
もう一度だけ
貴方に会いたい
もし会えたなら、こう言いたい。
「ごめんなさい。本当に、本当に大好きでした。」
そう笑顔で伝えたい。
「未緒ー?お義母さんの写真どうしたらいい?」
「あ、それはね…」
End.
