秘密の誘惑
「今夜、食事をしよう」


「だ、ダメですっ」


「どうして?」


真っ青なブルーの瞳で問いかけられて萌は困った。



「だ、だって、あたしは一社員ですし・・・」



トントン


支社長室がノックされた。


萌は慌てて立ち上がった。


「どうぞ」


ディーンが答えると男性2人が入って来た。


萌は秘書らしく見えるようにディーンのデスクの横に立ち客に頭を下げた。


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