秘密の誘惑
「ん・・・」


目を瞑ったまま返事が聞こえてきた。


「萌、このまま私とここで眠ってくれるのかい?」


「ん・・・・えっ!?」


萌が慌てて起き上がる。


「クッ」


焦る顔が可愛くて仕方ない。


「ディ、ディーン・・・」


自分がどこに寝ていたのかすぐに把握して顔を真っ赤にさせている。


「申し訳ありません あたし、寝ちゃって・・・」


ベッドの上にペタンと座った萌は可愛らしくディーンは思わず抱きしめていた。


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