秘密の誘惑

朝の支社長室

「支社長、あの・・・書類――」


すまなそうな顔をしている萌を見るともう一度抱きしめたくなる。


「わたしのせいだからね」


萌のピンク色の頬に触れる。


「ありがとうございました」


萌は一歩下がって頭を下げた。


「萌・・・でも、気に入らないんだ」


「え?」


何が気に入らないの?


「支社長に戻っている 昨日はディーンと呼んでくれたのに」


その事か~と萌は安堵した。


< 177 / 404 >

この作品をシェア

pagetop