秘密の誘惑
萌はディーンを睨みつけるとディーンは無邪気に頬に口づけをした。


「OK!タヒチでゆっくりした後、ヨーロッパを回って帰ってこよう」



「そんなに休んだらお仕事が・・・」



「萌とゆっくりハネムーンを過ごせるのなら支社長室に缶詰状態でもかまわないさ」



「ディーン、嬉しい」



萌の方からディーンの首に抱き付いた。



ふんわりと萌の髪から漂う女らしい香りにディーンの欲望が再び芽生えた。



完璧な肢体を持つ元妻、タマラでさえ自分にこんな感情を起こさせなかった。



「さあ、食べよう そうしないとここで萌を襲ってしまいそうだ」



シャンパンピンクのサテンのローブ一枚の向こうにある萌の身体。


味わいつくしたくなる欲望をディーンは抑えた。




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