タイムオーバー☆
愛車で杏子を迎えに行った


「ごきげんよう(笑)」

杏子が助手席に乗った。


「急に呼び出してごめん」


「いいよ
…で、どしたん?」



「家に居場所がなくなってん」


「はぁ?!」



私はコウイチと2人でユニバに行ったこと。

偶然、彼女に会ってコウイチが外泊したこと。

今日彼女を家に連れて来たこと。

私はまるで
うっぷんが溜まってたかのように
話し続けた

…(^-^;


「用するにタクヤは
お邪魔虫やったってこと?(笑)」


「そうです!」



「コウイチはラブじゃないけど
今一番側にいて心地よい存在で
その存在を取られたって感じでしょ?」


「杏子こわっ!その通り」

…(^-^;


「タクヤはコウイチが好きやねんて」



「ちゃうよ!

そりゃ
ちょっとはヤキモチ!
やいたけど…それはない」



「まぁ〜
そのうち気付くよ(笑)

私は前の男より
コウイチの方がいいと思う。

もういい加減に
あのチャラ男は卒業し!」

……(笑)


「そうしたいねんけど
なかなかね…(^-^;



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