白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~
車の免許を持っている私だけど、運転する機会は滅多になくて……
道も全然覚えてないし、先生は危ないから乗るなっていつも言う。
だから、隣に乗っていてもいつもどこへ向かっているのかはっきりわからないんだけど。
「ホテルと方向違うんじゃない?」
何となくわかる時もある。
「え?バレた?ふふふ」
意味心な笑みを浮かべる先生。
私はその後に、どんなサプライズが待っているのか全く想像もしていなかった。
「寝てていいよ」
先生はそう言うけど、眠れるわけもなく。
そわそわしたまま、いろんなことを想像した。
「ここどこ?」
おしゃれなレストランの駐車場。
このレストランは、専門学校の帰り道に何度か通ったことがる。
「ちょっとお茶でもしない?」
先生は嬉しそうに鼻歌を歌いながら私の手を引っ張る。
「え?お茶?今からディナーなのに??」
いいからいいからと先生は私の手を引っ張る。