白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~



自分が恥ずかしくなる。


解決したはずの問題をまだ引きずっていた。


逃げようとした。





でも、こうしてサプライズを計画してくれたみんなと、私を連れてきてくれた先生のおかげで、最高の誕生日になった。




行けば良かったと後悔していること、先生は気付いていたもんね。


だから、こっそり要君達と話を進めてくれていた。





今度こそ大丈夫。



もう美穂との間の溝は見えないくらい小さくなっているよね。




「じゃあ、またな」


「みんな~!ありがとう!!」





先生と私は、たくさんのケーキを食べて、みんなと別れた。




何も言わず、ただ手を繋いで先生は車まで歩く。




先生の頭の中や心の中には、私が想像しているよりもたくさんの愛が詰まってるんだね。





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