リンゴの頬
リンゴの頬
キーンコーンカーン......

ガラガラッ―――――


「セーッフ!」

「先生まだ来てないよう」


なぁんだ。まだ来てないのかぁ。


あたしは栂乃苺(トガノ・イチゴ)。

園花高校に通う高1。

いつものように遅刻寸前...。


段を3段上って、

前から3番目の、横からも3番目の

ほぼクラスの中心の席があたしの席。


「おはぉう」

あたしは後ろの席の茉耶(マヤ)

に挨拶をした。

礼儀として当然だろ。


ってゆうあたしのたてまえ。


「はよ」


相変わらず愛想ねぇなぁ。

とか思うんだけど...

なんでか茉耶とはずっと一緒に居る。

中学んときからずぅっと。

あたしと性格正反対なのにね。

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