ツギハギの恋
食事を終え部屋に戻ると犬のままひなたが喋りはじめた。
「買い物行くの?俺も買い物いきたい!」
「あんたの買い物だから連れて行ってもいいけど……あんたってやっぱドッグフード食うの?」
「犬だからそりゃー食べるよ」
「人になっても?」
「人になったら味覚が変わっちゃうから美味しくないよ。うーん……味覚?嗅覚かな?」
要するに臨機応変らしい。
着替えようと服を探しているといつの間にかひなたが人に変わっていた。
て、裸かよ!
目の当たりにしたひなたの体にとっさに目をそらした。
「ちょっとあんた何してんの!?」
「買い物でしょ?俺、荷物持ちね」
「え?」
ポカンとしたあたしを尻目にひなたは平気な顔で昨日のセットアップジャージを着はじめた。
ついて来るって人の姿でかよ。
でも荷物持ってくれるならまぁいいかも。
「買い物行くの?俺も買い物いきたい!」
「あんたの買い物だから連れて行ってもいいけど……あんたってやっぱドッグフード食うの?」
「犬だからそりゃー食べるよ」
「人になっても?」
「人になったら味覚が変わっちゃうから美味しくないよ。うーん……味覚?嗅覚かな?」
要するに臨機応変らしい。
着替えようと服を探しているといつの間にかひなたが人に変わっていた。
て、裸かよ!
目の当たりにしたひなたの体にとっさに目をそらした。
「ちょっとあんた何してんの!?」
「買い物でしょ?俺、荷物持ちね」
「え?」
ポカンとしたあたしを尻目にひなたは平気な顔で昨日のセットアップジャージを着はじめた。
ついて来るって人の姿でかよ。
でも荷物持ってくれるならまぁいいかも。