ツギハギの恋
あたしの家からコンビニまでは歩けば5、6分ほど。
でも5分じゃ呆気ないのでもうひとつ先のコンビニまで歩くことにした。
外は寒く、パーカーだけ羽織ったくらいじゃ防寒にならない。
ひなたにも羽織るものをと思ったが本人がいならいというのでひなたはロンT一枚しか着ていない。
「あんたその格好寒くないの?」
「平気、寒いけど」
「寒いんかい!」
突っ込むとひなたは繋いだ手を子供みたいに揺らして笑った。
ひなたはリードのつもりなのか人間の姿で散歩をすると手を繋ぎたがる。
周りから見たらどー見てもカップル。
でも実際そんな甘い要素一つもない。
もし、ひなたが彼氏だったらあたしは友達にひなたを自慢しまくるだろう……
今でさえ本当はひなたを自慢したい。
「あー夜の匂いがする」
「何それ」
「コンクリートの匂いが昼よりはっきりする匂いね」
「……しないし」
ただし自慢は外見だけ。
中身はアホだ。
見た目の評価は高いけど友達に会わせたら引かれるタイプ……。
その前にひなたは彼氏じゃないけど。
あたしはひなたに手を引かれながら歩道をとぼとぼ歩いた。
でも5分じゃ呆気ないのでもうひとつ先のコンビニまで歩くことにした。
外は寒く、パーカーだけ羽織ったくらいじゃ防寒にならない。
ひなたにも羽織るものをと思ったが本人がいならいというのでひなたはロンT一枚しか着ていない。
「あんたその格好寒くないの?」
「平気、寒いけど」
「寒いんかい!」
突っ込むとひなたは繋いだ手を子供みたいに揺らして笑った。
ひなたはリードのつもりなのか人間の姿で散歩をすると手を繋ぎたがる。
周りから見たらどー見てもカップル。
でも実際そんな甘い要素一つもない。
もし、ひなたが彼氏だったらあたしは友達にひなたを自慢しまくるだろう……
今でさえ本当はひなたを自慢したい。
「あー夜の匂いがする」
「何それ」
「コンクリートの匂いが昼よりはっきりする匂いね」
「……しないし」
ただし自慢は外見だけ。
中身はアホだ。
見た目の評価は高いけど友達に会わせたら引かれるタイプ……。
その前にひなたは彼氏じゃないけど。
あたしはひなたに手を引かれながら歩道をとぼとぼ歩いた。