KITUNE
「今日はミトリとキムロ、来てるの?」

「ああ。二人とも、ヨウカンに眼を輝かせているよ」

ウンザリ顔で言ったコムラを見て、わたしは笑った。

「あはは。…他の人は来ていない?」

「うんまあ…とりあえずは」

「…呼んでも良いよ? 昼間なら、そう悪さもできないんじゃない?」

「それはそうだけど…。でもめんどくさい性格のヤツもいるからさ」

「ふふっ。あっ、ねぇコムラ」

「何?」

「…あなた達って甘党なの?」

「えっ?」

「これからの差し入れ、野菜とかお花とかいろいろあるから。甘いもの好きなら、それだけにするし」

< 31 / 75 >

この作品をシェア

pagetop