MeLdy~メロディー~

「帰ろっか、」

早くも鞄に荷物を
片付けた由榎莉を
見て、アタシも
席を立つ。

こんな暑い場所、
長く居たら
本当に溶けそぉだもん。

「あ…、
 ちょっと待ってて!」

『?』

下駄箱で靴を
履き変えてたら

隣にいた由榎莉が
それだけ言って
駆け出して行った。

どこ行く気だろ…?

そぅ思いながら
その後ろ姿を
眺めていたら、

その答えはすぐに
見つかった。

外周を終えた
帰りだろぅ、
サッカー部の集団。

その中には
同じクラスでもあり
由榎莉の彼氏でも
ある人がいる。

そぉゆぅ事か…

納得したアタシは
苦笑しながら

近くでできていた
適当な陰に入って
待つ事にした。

『…良いな…、』

自然に出た言葉は
由榎莉に届く
ハズもなく、

コンクリートに
響くだけ。

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