MeLdy~メロディー~

夕方になって
電話を切り支度。

定刻通り公園に着けば
やる事は1つ。

『さてと…、』

楽譜にそって歌う事、
約1時間。

夢中になってたアタシは
昼間、由榎莉と話た
電話の内容さえ

すっかり頭の中から
飛んでいた。

1週間前、
少しだけ寂しいと
感じていた景色さえ

元の色と感覚に
戻っていた。

だから、アタシは
凄く気持ち良く
1人で歌っていて…

気付けば
そろそろ片付ける時間。

時計を見上げて
一息ついて

そっとギターを
降ろしたときだった。

―パタパタと
聞こえてきたのは
足音。

確実に近くなる
その音を不思議に感じて

公園を見渡せば
目に入ってきたのは
こっちに近づく影。

暗いから
顔なんか見えない。

ただ、知ってると
またアタシの中の
誰かが呟いた
気がした。

不思議な事に

全然怖くない。

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