アズライト

一斉に広間の皆がSeroに集中する

Seroは騎士
1回目にも参加していて
多分このサーバーで一番の装備持ちだ
5分堪えられたのは
彼のお陰と言っても過言じゃない

Sero『光魔さん心当たりあるんだけど
呼べたら呼んでみる? 』

Niru『是非是非!!』

Kentucky『スペックは? 』

Sero『問題無いよ
ただ今別キャラ育ててるのと
最近光魔やらない人なんだよ 』

YAE『お願いしますお願いします
(>_<)(T_T)m(__)m』



しばらくの沈黙

Sero『おけ出た
来てくれるって
ただ彼女BAR初めてだから
少し準備の時間欲しいって 』

Kentucky『やったーーーー!!!!!!』
YAE『ありがとうーー!!』

Mosque『天の救いじゃああああ!!!』

Niru『で、その女神のお名前は?! 』

Sero『仲間内で
変な所でレベル上げしてたし
名前隠してる時期長かったから
皆知らないかも』

Sero『返信来た』

Sero『迎えに行ってくる 』

Niru『一人で?! 』

yamiyo『最後のパーティー
一回途中で全滅して
町戻ったみたいだから
そこと合流して来て貰えば? 』

Sero『一応行ってみるw
死んだら合流して皆と来るよ 』

Niru『了解www 』



「セロが動くって珍しいな 」

「セロ?! 」

「やっぱり有名か 」

「有名ってか
前のゲームでリーダー格だった
四人衆の一人だよ!
兄ちゃんアズさんは見ただろ?
こう、長い金髪で碧い目の!
こっち来てたのかあ!!」

「アズって… 」




(この人みたいになるには
どれ位かかる?


−あの頃はオンゲーなんて
何もわからなかったし
名前なんて覚えてねえよ

俺の知ってるアズは
Level 20の…



 俺はこの後
他のゲームとはいえ
『四人衆』と呼ばれた奴らの凄さを
目の当たりにする事になる






< 14 / 309 >

この作品をシェア

pagetop