ウェディング・ストーリー



なんで、私なのか分からなかった。




気まぐれで付き合ってるだけ




いつか...「別れよう」って言われるかもしれない。




私のことなんて、好きじゃないと思ってた。




でも、嫌われたくなかった




きっとそれが本心。




たまに見せてくれる優しさに 




少しずつ惹かれていった。




いつも、側にいてくれた。




風邪を引いたとき、仕事早く終わらせて、ご飯を作りに来てくれた。




タバコも、気付けば止めてたね。




私が苦手なの知ってたのかな?




会社ではクールだけど、




私の前では、よく笑ってた。




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