最強ヤンキー少女★
「どうだった?大丈夫そうか?」

燵夜は心配そうに聞いた。


「うん。大丈夫。
とりあえず今日はとめてもらえる?」




「おう。いいぞ。
てか今日だけじゃなくてもいいし。
住むとこ見つかるまでいていいからな?」



「エ・・・。それは・・・。」


そんな図々しいこと出来ないし。




「遠慮しなくていいっつーの!!
蜜柑は俺のダチなんだからよ!
もっと俺に頼っていいんだかんな!」



何この人?優しすぎでしょ。




「いいの?あたしほんとにいるよ?」




「いいに決まってんだろ!」




んじゃぁお言葉に甘えちゃおうかな?




「じゃあ住むとこ見つかるまで
よろしくお願いします。」




あたしはぺこりとお辞儀しながら頼んだ。



燵夜は
「頭下げて頼むなんて蜜柑らしくねぇな!!!」
って笑ってた。




それはあたしに失礼だろ。とか思ったけど黙っておいた。
だってこれからしばらくお世話になるしね。


< 87 / 152 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop