ウサギ


秀吉以外に客はいない。



「お前帰れよ。」


「ごめん…。」


秀吉の声が沈む。



「俺、ウサギの様子を聞きに来たんだ。」


「……。心配なら持って帰れよ。」


「あれ?上手くいってないの?」


「…べつにそんなんじゃねぇけど。」


「じゃあ、いいじゃない♪」



ニッコリとほほ笑む秀吉に俺は疑問をぶつけた。




「あいつ男に捨てられたの?」


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