ウサギ
「うん。」
即答だったのに思わず拍子づいた。
秀吉は辺りを見回してから静かな声で言う。
「男に浮気されていたらしい…。
そんで千里の家でヤケ酒して…。」
そういうことか。
「お前、あんまりあいつを一人にすると危ないぞ。」
「なんでだよ?」
真剣な目で秀吉は言う。
「あいつ…いつ死ぬか分かんない…。」
困った奴だ。
「秀吉、代理よろしく!」
俺はバイトのエプロンを脱いでビジネスホテルまで走った。