再会
若い子達から見たら、30歳過ぎの、もう40歳に近い大人が手を繋いでいるなんて、気持ちワルイかもしれないが、俺の中では、青春真っ只中


「好きな花、ねぇんだろ(笑)」


「はい…全部好きなんです」


恥ずかしそうにそう言う祐未


「なぁ…敬語、やめない?何か堅苦しいからさ」


「う、うん…」


花公園の色んな花に囲まれて、最高のシチュエーション


俺は今だと思って歩きながら小さな声で囁いた


「君を好きになってもいいですか?」






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