再会
ドアを開けて中に入る正彦の後ろをついて行く


右にカウンター、奥にボックス


俺達はカウンターに座った


こじんまりとした内装で気取った感じも全くなかった


「いらっしゃいませ」


おしぼりを手渡そうとしているカウンターの中の女性


俺は顔を上げて愕然とした


祐未だった


俺を見た祐未は一瞬、戸惑ったようだったが、すぐに微笑み、接客を始めた


正彦は何も気付かないまま、祐未と話している






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