★甘美な、とろける夜☆―with chocolate cake
茹でダコみたいな顔が更に火照りを帯びて、耳まで真っ赤になってるのが自分でも分かる。
胸はバクバクしていて、心臓がいつ止まってもおかしくはなさそう…。
「…なんてね」
ボソリ、と呟いた先輩はベッドに寝転がる。
「先輩の馬鹿、馬鹿っ!!期待させないで下さいっ!!」
寝転んだ先輩に枕を投げ付けてやろうかと思って、振り向くと…
両腕をクロスして、顔を隠している先輩の頬に流れ落ちた、蛍光灯の灯りが反射した、丸い粒…、
涙が見えた。
「一ノ瀬と居たら…子供の頃を思い出す。
俺にも真っ直ぐで、怒ったり、笑ったりしてた時期があったな、ってさ…」
先輩はまだ酔ってるのか、いつもは強気な態度しか取らないのに、弱気を吐いた。
同世代の男の子の涙って、初めて見た。
先輩はずっと、心に何かを抱えてきたんじゃないのかな?
普段は我慢して誰にも言えない本音。
一葉になら話してくれますか?
胸はバクバクしていて、心臓がいつ止まってもおかしくはなさそう…。
「…なんてね」
ボソリ、と呟いた先輩はベッドに寝転がる。
「先輩の馬鹿、馬鹿っ!!期待させないで下さいっ!!」
寝転んだ先輩に枕を投げ付けてやろうかと思って、振り向くと…
両腕をクロスして、顔を隠している先輩の頬に流れ落ちた、蛍光灯の灯りが反射した、丸い粒…、
涙が見えた。
「一ノ瀬と居たら…子供の頃を思い出す。
俺にも真っ直ぐで、怒ったり、笑ったりしてた時期があったな、ってさ…」
先輩はまだ酔ってるのか、いつもは強気な態度しか取らないのに、弱気を吐いた。
同世代の男の子の涙って、初めて見た。
先輩はずっと、心に何かを抱えてきたんじゃないのかな?
普段は我慢して誰にも言えない本音。
一葉になら話してくれますか?