★甘美な、とろける夜☆―with chocolate cake
「俺さ、血の繋がってるのに本音が言えなくなった家族が嫌で逃げたんだ。
家から通うには遠くて通えない高校をわざと選んで、迷惑かけて…。
小さい頃は本音も言えたのに、父さんの浮気が発覚してからは…
皆、よそよそしく取り繕って、いつの間にか、一人ぼっちの気さえしてた…」
本音を言えない家族って、精神的にもとてもキツイと思う。
先輩は家族から逃げたんじゃない、距離を置いただけ。
全てを時間が解決してくれる訳じゃないけど、時が経てば、きっと…
大好きな居場所に近づくハズだよ。
血を分け合った家族だもん、理解しあえないハズはない。
「一葉は先輩の為なら…どこにだって飛んで行きますし、先輩は一人なんかじゃないですよっ」
「…一葉っ、一葉」
先輩が悲しみを消すかのように、一葉を強く強く抱き締める。
泣きたいけど、これ以上は泣けないなら…
悲しみを一葉に染み込ませて良いですよ?
一葉は先輩の全てが好きだから、喜びも悲しみも受け入れるから…
誰にも言わないから、感情を剥き出しにして?
家から通うには遠くて通えない高校をわざと選んで、迷惑かけて…。
小さい頃は本音も言えたのに、父さんの浮気が発覚してからは…
皆、よそよそしく取り繕って、いつの間にか、一人ぼっちの気さえしてた…」
本音を言えない家族って、精神的にもとてもキツイと思う。
先輩は家族から逃げたんじゃない、距離を置いただけ。
全てを時間が解決してくれる訳じゃないけど、時が経てば、きっと…
大好きな居場所に近づくハズだよ。
血を分け合った家族だもん、理解しあえないハズはない。
「一葉は先輩の為なら…どこにだって飛んで行きますし、先輩は一人なんかじゃないですよっ」
「…一葉っ、一葉」
先輩が悲しみを消すかのように、一葉を強く強く抱き締める。
泣きたいけど、これ以上は泣けないなら…
悲しみを一葉に染み込ませて良いですよ?
一葉は先輩の全てが好きだから、喜びも悲しみも受け入れるから…
誰にも言わないから、感情を剥き出しにして?