Memory's Piece
寝れば治る・・・・なんて考えをしてるわけじゃなくて、ただ単に考えるのが面倒なだけ。
ぐちゃぐちゃ考えるのは性にあわないし。
それに初めてなった時も、寝て起きたら戻ってたからこれが戻る方法なのだともう思っちゃってるし。
瞼を下ろして静かに呼吸すると、隣の部屋で話をしている波狼と頼兎の声が聞こえてきた。
微かな声が、心地よく頭の中に響く。
・・・・なんの話してるのかな。
ぼんやりと頭の中で考えながら、薄れていく意識の中でボクはベッドからほのかに香る波狼の香りに包まれる。
ぬくぬくと柔らかな布団の中に潜り込んで、ボクは匂いに包まれながらゆらゆらと夢の中に溺れていった・・・・。
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