恋光をさがして~番外編~
「メシ、食べに行くか!」
「いいわよ、春馬の奢りよね?」
「・・・まじっすか?」
「ホテルのレストランがいいわね」
「・・・・女王様め」
私たちは、今のままがいいのかもしれない。
まだ好きという気持ちはあるけれど、隣にいても苦しくない。
きっと、春馬に私の気持ちを伝えたから。
心の中で、昨日話を聞いてくれた美鈴にお礼を言った。
いつか。
私も見つけたいものね。
見つけたとき、私も春馬のような優しい目で見ているかしら?