デスゲーム
「雫ちゃん少し離れてろ。バカの目を覚まさせてやるから」

「ハハッ、そうたやすく丸め込められると思っ…」



ドフッ!!ドフッ!!


弾丸が二発、軌道は俺の顔スレスレの所だ。5センチでもずれてたら確実に当たってた。


「誰に向かって口聞いてるんだ?ああ!?…今から俺の攻撃、一発でも当たるとお前の負けだ」


雫は離れた所に避難した。俺以上の殺気と威圧感がこの場を充満してゆく。


「黙れよ。俺に指図すんなアァー!!」


スタンガンを捨て、トンファーを両手に間合いを一気に詰める。黒崎は、頭目掛け振り降ろされたそれを、拳銃で防いだ。


「今のお前…周りが見えてない。大切な感情も、自我も失ってる」

「このっ」


もう片方のトンファーで攻撃するも、これも手首を掴まれ防がれた。


「一瞬だったが終いにする。じゃあな」


ガチンッ。張り合ってた拳銃でトンファーを弾かれた。


ドフッ!!


弾かれてフリーになったトンファーを弾丸が襲った。それは俺の手から離れ、無様に落下した。
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