デスゲーム

―声―

「清水君…だったよね。私の事は…さっき知ったよね。

…私も栞の記憶見た。ごめんね、私が栞の心に早く気づいていれば…」


「優…菜。なぜ!?あなたは前回の『デスゲーム』で死んだはず!」


オーナーの言う通りだ。以前黒崎も死んだと言っていた。なぜこの場に?


「シークレットプレイヤー。ダがこの館に他の魂は…そうか。

別次元から連れ帰った魂ガ一つあっタな。ソイツが実体化…つまりこの世の人間になった姿ダ。

清水、3回戦を思イ出せ」


確か幽霊の世界に飛ばされて…連れ帰ったと言ったから脱出の時か。

向こうの世界からきた魂……ッ!?まさか。


「コノハぁ!?」

「…なんか『のじゃ』『のじゃ』言ってた記憶がうっすらあるけど、それ以外は覚えてない。

それに私は死んでない。光となって消えただけ、でしょ?レイン」


あの時の雫のお人好しがこういう結果になるとは。

でも助かった。もし優菜さんがいなかったら俺は今頃…。
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