狼王子に監禁されて




「ななな、なによっ
あんたがこんな真っ赤な顔にしたでしょ!?」





そう言いながら
あたしは十夜から顔を背ける。





だけど十夜は
そんなこと許さないらしい。





グイッと
あたしの顔を自分の方に向かせると同時に
あたしのオドコに
キスしてきた。





「ちょ…っと何!?」





「消毒してるんだよ」








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