狼王子に監禁されて




「そんなに首ふってどうしたの?」





不思議そうな顔で首を傾げる十夜くん。





「ななな、なんでも!!!!」




「そっか
それなら朝ごはんだから
早く着替えなよ
俺はやりたいことあるからまたね♪」





十夜くんは
いつもの可愛らしい笑顔をして部屋を出ていった。





「ま…また…ね…」





十夜くんが出ていってから
あたしはそう言って
ベッドからおりてクローゼットを開けた。








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