ねぇ、振り向いて・・・

突然

ぁあ…

なんだったんだろう…

涼に声かけられたこの間から、なんか変。

レッスンに支障ゎないけど…

いきなり、CDデビューが決まった。

やっぱり変だ。

爽と栄治からも全く連絡がない。

栄治ゎ無理か。

おかしい。

爽電話してみよう。

-プルルルルル…プルルルルル…

えっ…

何コールしたら出るわけ?

ガチャっ

「あっ、桜華?」

「爽?なんで、連絡くれないのぉ?」

「ぁあ…ごめんごめん。」

「まぁ、今、話せたからいいけどさ。」

「んで、なんかあったの?」

なんか、爽が冷たい気がする…。

「いやっ、仕事でいきなりCDデビュー決まってさ…」

「いいことなんぢゃん?」

やっぱりなんか変。

絶対におかしい。

「まぁ…爽なんかあった?」

「えっ…いや、なんも。」

「なんか、変だょ?」

「そうかなぁー」

「ぅん…」

「あっ、なんか、呼び出しかかった。またね。」

ぶちっ…

「爽?爽?」

やっぱり変…

アタシ、みんなに悪いことした?

いきなり、こんなによそよそしくなるようなことした?

まだ、このときのアタシゎ知らなかったんだ。

この先の世界が、こんなにも厳しくて孤独で不安なものだってことを…
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