幸せのクローバー。



はぁ………

遅刻確実だ


だって準備に30分は掛かるんだよぉ?


やっぱ女の子だしね

それくらいはしなきゃね





「行ってきまぁす!」


急いでバスに乗って学校に到着


教室に向かう私



遅刻して教室に入るほど恥ずかしい事はないと思う



そんなことを思いながら、後ろのドアをそっと開ける

「すいません。遅れました」



ホームルームをやっている途中に入り、後悔した


だってこの先生めちゃくちゃ怖いんだもぉん……



「遠藤、また遅刻か。何回やれば気がすむんだ」

「す、すいません…」



私は週に2、3回遅刻する
とてつもなくアホな女なのです


「次遅刻したら、1週間教室を掃除すると言ったよな」


「はい」


「じゃ、サボるなよ。終わったら先生を呼べよ。もし綺麗に掃除してなかったらもう一回やり直しだからな」



先生がそう言ったと同時に鐘もなった



掃除なんてやりたくないよぉ……



あんな事を言った自分に後悔した




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