【短】わたくし暴走族になります!!
ギュッ


「お前、毎回突然なんだよ…」


「あら、そうですか?」


抱きしめられた腕の中はすごく居心地がよくて、つい顔が緩んでしまう。


「お前細過ぎ…」


そう言いながら、腕に少し力を加えた。


「ヤバッ…ラブシーンだ」


なんて言いながらも、目を離さない拓哉様。




二人の間に少しだけ隙間ができて、蓮様の右手がわたくしの頬に触れた。

近くで目が合った瞬間、ドキドキと高鳴る胸の音。


恥ずかしい?

不安?


……よく分からないのに、全然嫌じゃないのです。


「目…閉じねぇの?」


そう言われて我に返った。

まさか、蓮様の綺麗な瞳に見取れてしまってたなんて…。
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