ストーカー・・僕は君に愛を捧ぐ
「お待たせ。」


二日分の荷物を入れてるのであろう鞄を持って、花梨が待ち合わせの駅に来た。

「いや、僕も来たばっかだからさ?
鞄、貸して?持つよ。」


「有難う。」


花梨から鞄を受け取ると、二人でホームに向かって歩き出した。


「でも、別荘が有るなんて、桜井君てお坊ちゃまなんだね。初めて知った。」


そう言って、クスッと花梨が笑った。


「そんな事もないよ。昔のだから、ちょっと古いけどね?」

「でも、凄いよ。」

僕の腕に、自分の腕を絡めてきた。


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