ストーカー・・僕は君に愛を捧ぐ
「自由…?」


僕の言葉に、驚いていた。


「ああ。好きな女の子に寂しい思いばかりさせるなんて、カレシとして失格だろ?
笑顔でいて欲しいから……。
もしかして、自分以上に幸せにしてやれる人がいるんなら、そいつと付き合った方が、彼女も幸せだろ?」


「お前…恋愛の教祖だな。」


そう言って、初めて笑顔を見せた。


僕は、恋愛の教祖なんかじゃない。


僕は……


お前が、邪魔なだけだ……。



< 30 / 164 >

この作品をシェア

pagetop