ストーカー・・僕は君に愛を捧ぐ
「あ、桜井君。」


人込みの中から、手を振って僕の方へと歩いてくる。


「来たんだ?
僕も一緒に見てもいい?今、手が空いてるから。」


「佐知子、いいよね?」


「私は、お邪魔虫かなぁ…?」


「んもぅ、佐知子ぉ?そんな訳ないでしょ?ね?桜井君。」

「うん。一緒に回ろうよ。」


佐知子に笑顔を向けた。


「じゃあ、行こ?」

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