dayaftertomorrow
普通に考えれば当たり前か^^;

不機嫌そうな声が、それを尊重していた

そこで電話を切ってしまうのも方法のひとつだったが

こちらから電話をしておいて

ブチギリなんて、なんとも失礼だ!

私だって社会人なんだから・・・と思い込みながら

(まるで子供のような感覚だよね)

「お体の具合はどうですか?」

彼は不思議そうに「えっと、なんで知ってるの?洋子の知り合い?」

妹さんの友達はみんな知ってるのだろうか?

今の様子だと妹さんにしか教えていないような気がした

まぁ、間違って聞いてしまった自分のことを除いてだ

「いえ、以前私の携帯に間違い電話をされたじゃないですか?」

それとなく、記憶を呼び起こそうとした

島田「あぁ。。そうか思い出した、そんなこともあったなぁ

あの時はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。間違い電話って

教えていただいて妹にもちゃんと伝えることが出来ました」

そうか・・・妹さんか・・・ご両親はいないんだろうか?

いつも余計なことが頭を過ぎる

よくないことだなぁと反省しながらも

「ちゃんと伝えられてよかったですね。妹さん」

島田「えぇ、貴女のおかげです・・

えっとお名前は伺っていなかったでしょうか?」
< 21 / 44 >

この作品をシェア

pagetop